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「シドニアの騎士」の連載が終わり、もう陰茎(つむぎ)には会えないのかと思っていたら、「人形の国」ではナナフシのような姿になっちゃって……。
あ、つむぎとは関係ありませんよ、ヒロイン枠としての話です。
紹介する漫画「人形の国」は「弐瓶勉」さんが新しく連載を開始した物語です。
ベタとスクリーントーンを省略してるんじゃないかと言いたくなるほど白い世界です。
「シドニアの騎士」は宇宙での戦闘が多かったですし、きっとアシスタントから
「ベタ塗り嫌だー」とか苦情が出たんでしょうね。
世界観としては「BLAME!」に近いかもしれません。超構造体を徘徊するシーンなどは懐かしさを覚えます。
細かな設定は「シドニアの騎士」かもしれません。「ヘイグス粒子」や「エナ」が登場します。
登場人物+あらすじ+ネタバレ
タイターニア(メインヒロイン)
リベドア帝国の兵士に追われる「折りたたみ式の自動機械」。普段は昆虫の「ナナフシ」のような姿をしており、短時間なら人間の女性の姿になれる。
超構造体を壊せるAMB(対超構造体弾)を持ち逃げしていたところを「エスロー」に助けられる。
エスロー(主人公)
「タイターニア」を助けたことで住んでいた町をリベドア帝国に破壊され、彼も瀕死の重症を負う。そこへタイターニアが現れ「コード」を彼に使う。それは人間を正規人形にする(謎?)だった。
正規人形になった彼は町を破壊した「イーユ」を倒すことを決意する。
イーユ
「タイターニア」を追うリベドア帝国の正規人形。液体を凍らせる能力を持つ。
「エスロー」の放ったエナ弾を胸に受け彼とタイターニアを逃がしてしまう。
ストーリー
正規人形となったエスローは打倒リベドア帝国を誓い行動を開始する。正規人形は鎧化(がいか)と呼ばれる姿に変身できる。
簡単に言うと戦闘形態。
それには大量の「ヘイグス粒子」が必要だった。
しかしエスローはヘイグス粒子の貯蔵量が少なかった。
どうやら正規人形を倒し「エナ」を奪えば貯蔵量を増やせるらしい。
って事で、敵を倒してパワーアップしながらラスボスを倒すというRPG漫画なのだった!
感想
おふぅ……。「BLAME!」や「シドニアの騎士」は物語の着地点が見えず、先の展開がどうなるかワクワクしながら読んだのですが、どうやら「人形の国」は復讐劇という解りやすいテーマとなっている様子。
まだわかりませんよ?
1巻ですし!!
2巻あたりでサッサと皇帝を倒し、早く遺跡層を探検して中央制御層の秘密を暴くSF物語にシフトして欲しいと切に願います。
バトル漫画っぽい展開だけは避けて欲しいなあと個人的な希望。
もうその手の漫画はお腹いっぱいだし、「弐瓶勉」さんなら、もっとコッテコテのSF漫画が書けそうだもの。
まあこれはファンの勝手な言い分ですけどね。
黄金水
どうやら作者は女性のおしっこを男性に飲ませるのが性癖みたい……。娘に「どうしておしっこ飲ませるの?」って聞かれなきゃいいけどね。
「シドニアの騎士」では星白が恥ずかしそうにしてたから良かったの!
昆虫がぴゅーって出した液じゃ味気ないの!!
あそこは人型になって……げふんげふん……。
失礼しました。
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EATER
変身ヒーローといえばスマートでかっこ良いイメージがありますが、「EATER」の変身後の姿はまるでエイリアンなのです。
鎧化したエスローも鎧が剥げると骸骨のような気持ち悪い姿になります。
もし、そのような人外の姿に興味ある人はぜひ「EATER」も読んでみて下さい。
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