2017年5月19日金曜日

「鹿楓堂よついろ日和」BLじゃありません、グルメ漫画でもないけどね【漫画 ネタバレ 無料読み】



表通りじゃなくて、ちょっと奥へ入った場所にある喫茶店って、秘密基地みたいじゃないですか。

道路から離れていると静かだし落ち着いてお茶を楽しむには調度良い。

紹介する漫画「鹿楓堂よついろ日和」(ろくほうどう、と読みます)は、そんな完成な場所に建つ趣ある喫茶店が物語の舞台になっています。

木造の暖かそうな店に入ると、そこには和服姿のイケメン店員が四人も働いているのです。

あ、先に書きますがイケメン4人だからってホモ系の話じゃないですよ!

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あらすじ
祖父の喫茶店「鹿楓堂」を継いだ「スイ」と三人の店員「ときたか」、「椿」、「ぐれ」たち、それに加え、来店するお客さんの交流を描くハートフルな日常系癒やしストーリーです。

基本的に一話完結の物語で、キーストーリーとなるような話はありません。
まぁ、4人がどういった経緯で店員になった等の話は少しづつ明らかになっていますが、ソレを謎にして話を膨らまそうとはしていません。

お涙頂戴系の、無理やり感動を押し付けてくるような構成ではなく、ほんのちょっぴり心が暖まるお話が多いのが魅力になっています。

休日の昼下がりに、のんびりと読むには最適な漫画じゃないかと思いますよ。

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登場人物

スイ(京水)

鹿楓堂の店主で、お茶担当。
眼鏡系インテリ男子。

料理は苦手なので厨房には立たず主に配膳をおこなうので、お客と接する話が多い。

爽やかな笑顔で若い女子を癒やしている。
彼だけに限った話ではないが、女性の影がまったくない。
いや、だからってホモとは言ってないよ?

双子の兄弟がいるが、どうやら過去に何かあったらしく仲が良いとは言えない。

ときたか

鹿楓堂の料理担当。
憂いのある和風男子。
スイとは同級生だった。

陶芸に秀でた才能があり、お店の器などは彼が作った物。

椿

鹿楓堂のスイーツ担当。
生意気弟系男子。

過去にイジメられてたのかな?

ぐれ

鹿楓堂の珈琲担当。
ワイルド体育会系男子。

イタリアで修行していた(らしい)

オススメのお話
一話完結系なので横断的な感想が書きづらいので、オススメなエピソードを紹介しますね。

4巻:野菜の力

家庭菜園で野菜を収穫する「ときたか」と「ぐれ」。

定年を迎え、さらに妻に先立たれた男。
娘に散歩でもしたらと言われ鹿楓堂に来店する。

店内に漂うカレーの匂いに気づいた彼はスイに尋ねると、どうやら賄いのカレーらしい。
常連用だが初来店の彼にも出しますよと優しく伝えるスイ。

久しく食べていなかったカレーを食べる彼。
昔を懐かしみながら……。

来店した時より、ほんの少し元気になった彼は自分でも作ってみようかなと、再び人生にやる気を取り戻す。


この話、とくに心を打つような話ではないのです。
でも何と言いますかカレーが食べたくなる。
美味しそうだからじゃないですよ。
食べたら自分も元気になれそう。そう感じたからです。

あれ?、元気が足りてないのかなぁ……。

5巻:つながる想い

「ぐれ」の過去話です。

趣味のランニングをする「ぐれ」は、公園のベンチに座る男子中学生を見かけるようになる。
どうやらテスト期間でもないらしい。

夜、公園を通りがかると例の中学生がベンチに座っていた。
気になるぐれは彼を鹿楓堂へ連れて来ると、エスプレッソを作りながら自分の過去を話して聞かせる。

甘くて苦いエスプレッソを飲む中学生。
涙ながらに心境を吐露します。
それを無言で聞いてあげるぐれ。

いいですね。
学校をサボったことを叱るでもなく、教訓を言うでもなく、偉そうに持論を述べるでなく。

ただ、自分の過去と夢を話しただけ。
何かしてあげようとか考えたわけじゃなく、美味しいエスプレッソをご馳走しただけ。

中学生は話から自分で前へ進むことを覚悟し歩き始めました。

うむ!青春っていいねぇ。

まとめ
オススメエピソードを読んでわかると想いますが、激しく面白いとか、凄く感動とか、そのテの漫画ではありません。
味わい深い?そうでもないですね。

読んでいて疲れない。
たぶん人に推めるのに適した言葉はコレかなあ。

凄くハマる作品ではないですが、後味が悪くなることはないので一読する価値はあると思います。

女性ならイケメン男子4人が明るく働いているのを見るだけで楽しいのかな?
私は来店する可愛い子のほうが楽しみなんですけどね。

イチオシはおばさまと一緒に来店するツンデレ音々子ちゃん
慌てる姿が小動物っぽくて可愛いですよ。







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