2017年5月6日土曜日

「Landreaall ランドリオール」アッサリ系ファンタジー、これは少女向け?【漫画 ネタバレ 無料読み】



『昔懐かしいファンタジーってこういうのでしょ?』

たぶん人に説明すると、そんな言葉が聞けそうな漫画が「Landreaall ランドリオール」です。

魔法や妖精やドラゴンが登場し、それを退治して勇者になってお姫様と恋に落ちる。そんなテンプレが繰り広げられるのです。

じゃあ何で紹介するの?

アンチ?

いえいえ違います。

既に29巻まで読んでいる私、嫌いなら途中で止めていますよ。

息の長い作品には理由があるのです。

文章下手な私が少しでもその魅力を紹介できれば良いのですが。

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登場人物
29巻全ての登場人物を紹介したらWikiになってしまいますから、ここでは主役級の人だけに限定しますよ。

ディクスン・ルッカフォート(DX)

ひょうひょうとして掴み所のない性格。
エカリープ(彼らの住む領地)の次期当主。
アトルニア王家の血筋で王位継承権を持っている。
幼少の頃から鍛えられているので腕は確か。

主人公らしくない主人公。
強いけれど覇気がない。
暑苦しい熱血主人公に飽きている読者には彼ぐらいの温度が丁度いいと思う。
ただし重度のシスコンなので妹に危険が及ぶと恐ろしい。

イオン・ルッカフォート

DXの妹で、兄と同じぐらいの腕前。
特に棍の扱いを得意とする。
一応、領主の娘なので姫様なのだが、その姿は野猿と言われてしまう。
ただし正装すれば可愛い。
明るい性格で誰とでも仲良くなれる。

六甲

幼い頃、DXとイオンに瀕死のところを助けられる。
命の恩人として二人の護衛の任務についている。
忍者の末裔(年齢不詳)。

腕は一流だがDXとイオンの友人としては未熟。
どうしても家来という立場を優先してしまい彼らに何度も怒られる。

リゲイン&ファレル

DXたちの父と母。
エカリープの当主。

父は昔、王の騎士であった。
今は「折れ剣」と呼ばれている。
王妃の従姉弟なので王位継承権を持つが放棄した。。

母は凄腕の傭兵であった(現在も凄腕)。
ある仕事で一緒になり結婚する。

物語のメインストーリーはDXの王位継承問題なのだが、前王の崩御にリゲインが深く関わっている。

アニューラス(アン)

DXを次期国王に推薦する選定者。

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超あらずじ&ネタバレ

1巻

DX:町の外れにある大木が歌を唄うよ
DX父母:昔一緒に旅したマリオンだよ
DX:マリオン好きだ!(告白)
マリオン:ヤメテ! 私が目を覚ますと火竜が暴れるわ
DX:俺が助ける!

2巻

DX父母:隣の国に竜と巫女がいるよ
DX:話聞いてくる!
巫女:竜に合わせるよ
大竜:剣をやろう
DX:ドラゴンスレイヤーだねっ!

3巻

DX:剣もらった火竜倒すね!
火竜:ぎゃーー!!
マリオン:(秘密)

4巻

DX:王都で学生やるわ!
イオン&六甲:ついてく!
学友:生意気!
DX:無視無視
イオン:好きな人ができた!
DX:怒!!

5巻

DX:殺!
学友:ぎゃぁーー!!
イオン:フラレた(泣)

6巻

アン:国王になれや!
ルーディー:DXの真名を知っている
DX:それ他の人にバレたらお前拷問されるお
六甲:ルーディーを先に殺そう!
DX:マテマテ!!
ルーディー:拐われた助けてー(泣)

7巻

誘拐犯:真名言えゴラァ
ルーディー:死んでも言わないお!!
DX:俺様不死身、真名怖くないお!
呪術師:試してやるぉ
DX:ぎゃぁーー!!

8巻

DX:チケットの偽造がバレタ
ハル(先輩):交換条件だ舞踏会で女役やれ
リド:友達のため仕方ない
カイル:美女がいる
リド:殺!
カイル:ぎゃぁーー!

9巻

DX叔父:見合いしろDX
DX:いやぁーー
ディア(美女):こんにちはDX
DX:好き!

10巻

リド:故郷に帰る!
六甲:リドが危ない!
DX:助けに行く!

感想
ふぅ、発刊されている3分の1だけご紹介。

超あらすじなので意味不明でしょう(笑)

DXは友達のために体をはったり。
逆に友達がDXのために奮闘したり。
可愛い妹のために怒ったり。
王位継承問題に巻き込まれたり。
お見合いで一目惚れしたり。

なかなか濃い学園生活を送っています。

竜から貰ったドラゴンスレイヤーに「なるようになる」という名前を付けたDX。

彼自身の行動原理も「なるようになる」らしく、危険に自ら首を突っ込んでいく。見ているコチラはハラハラしまくりです。

紹介していない巻では、王位継承権第一位が突然現れたり。
国家が転覆しそうになったり。
DXは奴隷になったり。
DXの父と母が誘拐されたり。
恋が実りそうで実らなかったりと、さらに冒険は続きます。

次は30巻の大台に突入。

早く発売されないかと期待しております。







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2017年5月4日木曜日

「七つ屋 志のぶの宝石匣」ヒロインは「のだめ」ほど不思議ちゃんではない【漫画 ネタバレ 無料読み】



質屋という謎のシステムをご存知だろうか。

急遽お金が入用になった場合、手持ちの品を質屋へ預けお金を借り、後で借りた金を返すことで品を取り戻すシステムなのだ。

似たような商売に中古ショップがある。こちらは売却するだけで基本的に買い戻しがない。

違いは何かと言うと、商品への愛着の有無なのです。

紹介する漫画「七つ屋しのぶの宝石箱」では、そんな「質屋」に質草として預けられた男のお話なのです。

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登場人物

北上顕定(きたがみ あきさだ)

幼少の頃、質屋の「倉田屋」に質草として連れてこられる。
期限までに引き取りに来なかった場合、娘の婚約者にするという条件で預けられたが、結局引き取られることなく「志のぶ」の許嫁となる。

イケメンに成人し、仏ジュエリーブランド「デュガリー」の外商に勤務し辣腕を振るう。
金持ちマダム達に超人気

倉田志のぶ

質屋「倉田屋」の娘で「顕定」の婚約者。
宝石の真贋と、その宝石に宿る気を嗅ぎ分けるカンを持っている。
高校二年生。剣道部に所属している。

「顕定」のことは気にはなるが恋愛感情は今の所ない。

久世鷹臣(くぜ たかおみ)

顕定の友人で宝石ショップの宝石デザイナー。
触れた宝石を浄化する不思議な力を持つ青年。

顕定の過去を知る人物で赤い色の宝石を追っている。

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あらすじ&ネタバレ
この作品はメインストーリーとサブストーリーに分かれています。

メインストーリーは「顕定」の生い立ちにまつわる秘密を解き明かすミステリー風な物語。

・なぜ「北上家」は離散したのか。
・「顕定」が質屋に預けられた理由は。
・「顕定」が幼少の頃に見た赤い宝石はどこへ。
・暗躍する黒幕は誰だ。
・謎の「バーナードレポート」

サブストーリーは「顕定」と「志のぶ」が出会う「宝石」にまつわるドラマ。

質屋へ持ち込まれる品々などが話しの導入部になり、そこに関係する人々の悲喜を描く物語。

どちらのストーリーもキーとなるのは「宝石」で、「志のぶ」の不思議な力が「顕定」を助けることによって二人の関係が親密になっていくという筋立てになっています。

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感想
庶民が宝石と言えばエンゲージリングで、生涯に一度(まぁ多い人は多いですけど)作られる指輪です。

この「七つ屋しのぶの宝石箱」でも結婚、離婚、恋愛に関係した宝石の話が多く語られます。

交際相手がくれた物だから高いと思って鑑定したら偽物だったとか、二股している相手から貰った物だから売るなど。人間臭い話ですが読んでいるとあるある感がたっぷり出ていて面白いです。

「志のぶ」の不思議な力に半信半疑だった「顕定」も、いつの間にか重要な選択には彼女の助言を受けたりして、何だかんだ言って頼りにしてるところが、普段冷たい態度とあいまって可愛いやつと思えてきます。

作者
作者である「二ノ宮知子」さんは「のだめカンタービレ」や「87CLOCKERS」も書いている人です。

どちらも私の好きな作品です。

楽器やオーケストラをモチーフにした漫画は昔からあったかもしれませんが「のだめカンタービレ」ほど注目を集めた作品は他にないんじゃないかと思います。

モチーフの選択といいますか、目の付け所が違うと言うか、「87CLOCKERS」もPCのクロックという特殊な題材を扱っています。

「七つ屋しのぶの宝石箱」も宝石を題材としており、登場人物のセリフや欄外に書かれる注釈などは専門的です。

そんな専門的な言葉が出る度に知識欲が刺激され読み進めたくなる作品なのです。

きっと取材や資料集めに苦労しているのだろうなと。巻末のオマケでもそのあたり書かれています。

関智一
これは、言っては失礼なのかもしれないが「あえて」言いますが、「二ノ宮知子」の描く主役の男性の顔は皆同じです。

「のだめカンタービレ」の千秋真一。
「87CLOCKERS」のミケ。
「七つ屋しのぶの宝石箱」の顕定。

三人ともアッサリ顔のイケメンなのです。

なので漫画上で彼らが喋ると私の脳内では声優の「関智一」さんで再生されるのです。

苦情?

いいえ彼らに「関智一」さんの声がピッタリとハマるのが笑えるのです。

ぜひ皆さんも「七つ屋しのぶの宝石箱」を読むときは「関智一」さんの声を思い出しながら読むと良いかも知れません。

決して「関智一」さんの生のキャラクターを思い出さないほうがいいです。

二枚目イケメンが、いきなりシモネタ大王に早変わりしますから……。

そんなキャラも好きなんですけどね。







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2017年5月3日水曜日

「思い、思われ、ふり、ふられ」脱! 禁断の恋からのーいちゃいちゃ【漫画 ネタバレ 無料読み】

超定番!、恋に悩む乙女たちの恋愛模様。

草食系男子に襲いかかる肉食系女子



紹介する漫画「思い、思われ、ふり、ふられ」も、当然、恋に悩める男女が、見ているコッチが恥ずかしくなるようなラブの波動を撒き散らします。

タイトルが「ふり、ふられ」なので、どろっどろの恋愛劇か?と思いがちですが、作品はアッサリ目です。

なぜアッサリなのか。

それはヒロイン二人が超前向きな性格だからなのです。

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登場人物

山本 朱里(やまもと あかり)

恋のベクトル:朱里→和臣
眼力(めじから)のある元気いっぱいのJK。

山本 理央(やまもと りお)

恋のベクトル:理央→朱里 からの 理央→由奈
少しトゲのあるイケメンDK。

市原 由奈(いちはら ゆな)

恋のベクトル:由奈→理央 リベンジ 由奈→理央
ふわふわした可愛い系JK。
引っ込み思案で人見知り、男性が苦手だが恋愛に夢を抱く少女。
いつか王子様が迎えに来ると本気で思っているようなお花畑の子。

乾 和臣(いぬい かずおみ)

恋のベクトル:和臣→朱里
女の子に優しいイケメンDK。

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超あらすじ
理央:やっべ、朱里かわいい、告白しよ。
親:結婚するお
理央:え! 兄弟になるの、マジかー
朱里:お前、弟な。親が悲しむから告白とかマジ勘弁。
理央:うっそー、忘れられないお

朱里:由奈っち友達になろうぜ。
由奈:ひぃ、グイグイ来るお。でも頼もしい、OK!

由奈:和臣くん男なのに話しやすい
朱里:お? 由奈は和臣狙いか! くっつけちゃえ
由奈:ちがうお、理央がいいお
朱里:ばっか、弟はヤメトケ
由奈:うるうる
朱里:仕方ねえなあ協力するお

由奈:理央くんつきあって
理央:姉ラブなのじゃー
由奈:がーん! でも諦めないお!!

和臣:朱里と理央がキスしてるの見ちゃったお
朱里:和臣つきあえゴラァ!
和臣:勘弁してください
朱里:がーん! でも諦めないお!!
和臣:友人が好きな子とは付き合えない、けど朱里好き

理央:最近、由奈が可愛く見えるお
由奈:こっち見ろ理央!
理央:一度フッた子が気になるとか俺ダメ男

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感想
ざっとあらすじを読んでもらえるとわかりますが、男性陣がヘタレです。

既に、
理央←→由奈
和臣←→朱里
の矢印は完成しています。

朱里と由奈はフェロモン出しまくりでぐぃぐぃせまっているにもかかわらず!うにゃうにゃを続ける男性陣。

和臣!、好きなら友人から奪うぐらいの覚悟見せんかい!

とかー。

理央!、過去にフッたのがどうした、今度はお前が告白せい!

などと、読者は勝手に思っているのですが、そんな声は登場人物に届くわけもなく、生暖かく見守るしかないのです。

さて、そんなヘタレ男子はおいておいて、やはりヒロイン二人に頑張ってもらうのがこの作品の面白さでしょう。

頑張る女の子は見ていて楽しいですし、応援したくなります。

まさにヒロイン二人はそんなキャラクターなのです。

それと、おそらく作者は女性でしょうね、柔らかくて温かそうな女の子を描くのが上手いです。まー可愛いのなんのって。

由奈は、そのまんま可愛い系の女子ですから見ていて癒やされる。

朱里はイケイケ系ですが、私キツイ猫目の女子が好きなので、彼女はド・ストライクなのです。もう少しキツめの目でもいいぐらい。

ちょっとした仕草

最新の5巻では「和臣」のある癖が暴露されます。

それは「嘘をついているときに鼻に手をやる」でした。

それが5巻からの癖なのか、それとも連載開始から考えられていたのか。

気になりますね。

1巻から読み返してみようと思います。

まだ読んだことのない人は「和臣」の癖に注目するのも面白いかもしれません。

もしかしたら、他の登場人物にも「」が設定されているのかな……。







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2017年5月2日火曜日

「監獄学園 プリズンスクール 25巻」ようやく体育祭が終わった【漫画 ネタバレ 無料読み】



私はこの「監獄学園」が大好きです。

だが!、はっきり言いましょう。

体育祭のエピソードはそれほど好きではありません。

やっぱり「監獄」が必要。

3巻ぐらいまでの男子が収監されているエピソードは、脱獄できるのかどうかのスリルがたまらなかった。

裏生徒会への追い込みも良かったし、学園長の前でのネタ明かしのくだりも良かった。

ですが、表生徒会が出だした頃、それとペットボトルのくだりかな、あのあたりから勢いが無くなったというか、引き込まれる話が消えてしまった。

しかし「花」と「キヨシ」の攻めぎあいは見ものだし……。

そんな理由で、ずっと体育祭エピソードは早く終われと思っていたのですよ。

そしてようやく25巻で一段落。

そして新章突入です(あ、私が勝手に新章とか言ってるだけです)

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新章あらすじ
体育祭も無事?終わり平穏を取り戻す学園。

しかし男子生徒の扱いに落差が生まれていた。

ガクトは騒ぎを収めた英雄として、アンドレは勇姿を讃えられ、二人はモテまくり状態になる。

対してシンゴとジョーは痴漢呼ばわりされ罵倒を浴びせられ続ける。

そして最も酷いのは全校生徒の前でボッキをさらしたキヨシである。

ボッキヨ死」と言われ、酷い差別を受けるキヨシ。

そんな彼の心を支えていたのが「千代」の存在だった。

「彼女だけ味方」そう信じていたキヨシに「花」経由で「千代」の手紙が届けられる。

そこに書かれていた言葉は!

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ネタバレ
「花」がマトモに中継するわけもなく、手紙はビリビリに破ってから「キヨシ」に渡された。

これはどんな意味を持つのだろうか。

嫉妬?

それとも使いっ走りにされた怒り?

きっと両方の感情が入り混じっているんだろうなとは想いますが、可愛いですね。

「監獄学園」は「花」を見るために読んでいると言って過言ではない私なので、彼女がツンデレする姿がまちどうしいです。

簡単に落ちないから楽しいのであって、デレはまだ不要。できるだけ引き伸ばして欲しいですね。

「キヨシ」が手紙を読んで失意のどん底に落ちロープを○するシーンがあります。

そこで彼は興奮する出来事を記憶から再生するのですが、どれもが「花」との絡みシーン。

最初の放尿から、濃厚なキス、布団の中にいたメデューサを経て、黄金シャワー。

濃いプレイだわ……。

それでも「花」を選ばず「千代」一筋なのは、あるいみ「キヨシ」は男かもしれない。

アニメ
一段落したことだし、そろそろアニメ二期の情報が出るのだろうか。

一期は再現率も高かったしギャグアニメとしては完成度が高かった。

絵も声優もクオリティ高かったしね。

声優の花澤香菜が照れずに言い放った数々のワードは必見だったし。

二期があれば、もちろん例のシーンも再現されるだろうし!

超期待しているのだが……。

もしかして過激すぎて出演拒否してるとか?

まあ、そんな事はないだろうけれど。

次巻
巻末には「花」と「キヨシ」が買い物をしているようなカットが載っている。

学園を出て町デートか?!

もう黄金シャワーより過激なシーンはないでしょうよ。

ないよね?

あるの?

次巻が待ち遠しいわー。





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2017年5月1日月曜日

「ダンス・ダンス・ダンスール」まさに王道なスポ根【漫画 ネタバレ 無料読み】

バレーと聞くとナニを思い出すかと言えばバレーボールですよね。

しかし紹介する漫画は「バレー」ではなく「バレエ」なのです。

球技ではなく演舞のほう。

では「バレエ」で思い出すのは、

そう「白鳥の湖

白いタイツ、ドーナツのようなスカート、後頭部には白いモフモフ。

素人目でも綺麗だと感じられます。

しかーし、

紹介する漫画「ダンス・ダンス・ダンスール」の主役は

男!!

そう「もっこりタイツ」の男子なのです。




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あらすじ


幼児期の主人公は姉の影響からかバレエに興味を抱く。

主人公の父親は男らしさを求め、彼にジークンドーを習わそうとするが結局はバレエを習うことになった。

しかし、父親を病気で亡くした主人公は亡き父を想い格闘技(ジークンドー)を習い始め、バレエを辞めてしまった。

中学二年に成長した主人公は転校生のヒロインに一目惚れをする。

ヒロインは主人公が披露した格闘技の技がバレエの技だと見抜き彼をバレエスクールに連れて行く。

そこでヒロインの母に逸材だと言われバレエを再び始めるのだった。


ここまでは、ほぼ冒頭のあらすじです。

憧れ、挫折、覚醒とお約束がしっかりと守られており、読者を世界に引きずり込む構成になってます。

さらに!

ライバルが出現し、敵対勢力が現れ、恋も芽生えます。

ザ・王道!

それゆえ目が離せませんよ。

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登場人物(ネタバレあり)

村尾潤平

幼少期に少しだけバレエに触れたとはいえ8年ものブランクがあり、同年代のバレエ経験者と比べると基礎が足りない。

しかし、それを補って余りあるほどの手足の長さ、顔の小ささ、首の長さ、どれを取ってもバレエをやる運命を背負っている体型なのだった。

そして最も他人と異なるのが表現力、求心力、そして期待感。


うーん、まさに主人公です!

天真爛漫、人の輪の中の中心にいる存在。

俺TUEEE的主人公ですね。

五代都(みやこ)

バレエ狂の祖母、バレエ教室を営む母を持つバレエ一家に生まれる。

そのため彼女もまた幼少の頃からバレエを練習するが、闘争心の無さからか主役にはなれないと母に言われ育つ。

従兄弟である「るおう」の保護者的ポジションだったが潤平と出会うことで次第に「るおう」の存在が小さくなる。

潤平の告白を期に両思いになる。

しかし「るおう」は「都」が唯一の心の支えであった。

二人の交際を知った「るおう」はバレエを辞めようとする。

それを知った潤平は「るおう」がバレエを辞めないよう「都」に彼の側にいるようお願いする。

潤平の想いに応えるため「るおう」の側にいることを選択する。


幼なじみのため、そして好きな人のために身を引く健気な少女。

彼らの引き立て役で終えるのか、それとも彼女もまたバレリーナとして成長するのかは今後が楽しみ。

森流鶯(るおう)

小学校から中学まで殆ど学校に通わなかった。

母が不倫アイドルとして有名だったため虐めを受けたのが主な理由だが、バレエ狂の祖母がバレエを叩きこむため監禁していたのも影響している。

ハーフのため色素の薄い髪、肌、目をしており見た目が王子なのだった。

キャリアもテクニックも潤平より上で彼のライバルとなる。


人見知りで恥ずかしがりやで対人恐怖症でメンタルが激細。

古い言い方だと「もやしっ子」です。

今風だと「イジメられっ子」かなあ。

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感想


この漫画を読んで最初に感じたのは

「ガラスの仮面じゃん」です。

ええ「いい意味で」ですよ。

好敵手(ライバル)がいて、
恋愛要素があり、
厳しい講師がいて、
人とは違う個性があり、
ちょっぴり不幸だけど、
壮大な夢がある。

でもコレって大抵の漫画には必須だし、必ずと言っていいほど含まれている要素でもある。

でも他の漫画では「ガラスの仮面だな」とは思わないのです。

それは何故か。

おそらく、引き込む力かなと。

勢いのあるストーリーと、舞台という華やかな世界観が読者を魅了しているのです。

皆がスターを目指しているのでキラキラと輝いている。

まあ、今のところトゥーシューズに画びょうを入れるとか、陰湿なシーンは無いですが……。

やはり人が輝いている姿というのは見ていて心が踊るものなのです。

5巻のラストでは生川バレエスクールへ通いだす潤平のシーンで幕となっています。

おそらく「都」に変わって生川の娘がヒロインの椅子に座ると思いますが、そこに「るおう」と「都」がどう絡んでくるのか。

または、新たなライバルが登場するのか。

はやく次巻が発売されないかと期待を膨らましています。







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