28歳の未亡人が一人暮らしの高校の野球部男子に餌付けするって……。
それ何てエロゲですわ。
飢えた獣ですよ、24時間エロばっかりのお年頃ですよ?
薄い本のタイトルは決まっています
「八雲さんは種づけがされたい」ゲスいわあ(笑)
まあ狙ったタイトルとは思いませんが、きっと1サークルぐらいは出すんじゃないかなー。私は見ないけどね。
![](https://res.booklive.jp/398105/001/thumbnail/2L.jpg)
あらすじ
アパート「つばめ荘」に住む「柊子」は余ったご飯の処理に悩んでいた、そんな時に隣りに住む高校生が部屋の前を通る。引っ越しの挨拶を兼ねて「おにぎり」を差し入れすると彼はあっという間に平らげてしまう。
そんな彼を見た「柊子」は「うちにご飯を食べにいらっしゃい」と誘うのだった。
つばめ荘って……。
ご存知の通り「つばめ」って年上の女性に養われる男性を指した言葉でもあります。
もしかして、このアパートはそんな奴らばかりなのか?
登場人物
八雲柊子(やくもしゅうこ)
28歳、未亡人、ストレートロングヘア、メガネ、巨乳、料理好き。よく詰め込んだと関心します。
夫の墓参りとか、部屋の仏壇に話しかけるシーンはありますが悲壮感漂うほど落ち込んではいない様子。
今のところ夫が亡くなった原因は明かされていない。
大和翔平(やまとしょうへい)
お茶碗(大)でご飯を八杯ぺろっと平らげる育ち盛りの高校一年生。特待生らしく一年でレギュラーに選ばれている。
期待が大きいためか監督のシゴキも厳しい。
練習でいつも遅くに帰宅する。
練習で怒鳴られ凹んで帰ってくるが柊子の美味しい料理を食べるとやる気を取り戻すあたり、体育会系の根性というか素直というか、ちょっと可愛いと思う。
西原ルイ
翔平の幼なじみで、もちろん彼が好き。大の野球好きでスポーツ新聞を購読しているらしい。
翔平が今の高校を選んだ理由は、彼女が土下座で頼み込んだため。
思考は中年男性で「ぐへへおばさんいい乳してるじゃねぇか」と翔平と柊子の関係をエロ小説っぽく妄想しながら鼻血を吹き出すJK。
感想(ネタバレあり)
登場人物が全員いい子です。まあ当然といえばそれまでなんですけどね。冒頭でエロ漫画とか書いたのでボディータッチやラッキースケベがあると思った人いるかもしれませんが、そのようなシーンは「ほぼ」ないです。
「ほぼ」というのは、やはり色気のある年上を表現しなければならないので、巨乳は強調されて描写されています。
そして、そんな巨乳に赤面してしまう翔平もね……。
よくもまあ理性が保てるなあと関心する男の子ですよ。
夫に先立たれ寂しくないかと柊子を気遣うあたり、恋愛感情よりも歳の離れたお姉さん止まりなんだなと思います(今のところ)
柊子の言動から旦那さんの影がうっすら見えると、ちょっと戸惑うあたり気にはなるようですが、それが何なのか自覚はないようですね。
全体を通して、とても爽やかな作品になっています。余分なものが無いというか……。物足りないと言う人もいるかもしれませんね。
基本的に「餌付け」がコンセプトなので、柊子の部屋で食事を通しての交流がメインストーリーになっています。
ただし、それだけではマンネリになるしネタも尽きると思うので、野球場、花見など外での食事シーンなども入ってきます。
もしかしたら、お弁当を持ってデートなんかも後々入ってくるかもしれませんね。
めぞん一刻
ご存知の人も多いと思います。一刻館に住む未亡人の管理人さんと、そこに住む住人たちの物語。
先に言います、似てるから悪なんて絶対にないです。
私的にはどちらも好きな作品ですから。
めぞん一刻の五代は冴えない男でしたが、翔平は野球部のレギュラーで将来メジャーリーガーになるかもしれない逸材です!(え?)
個性的な住人たちとの生活を経て一目惚れの管理人さんと結婚するまでを描いたのが「めぞん一刻」。
「八雲さんは餌づけがしたい」は「餌付け」をして彼の胃袋を掴み若い男をゲットする物語? ……うーん違うよね。
そう、始まりが「恋」ではなく「餌」なので、この先どう話が展開するのか読めません。
一つ言えるのは、柊子が幸せになればいいな!と。
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