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どうやら終わりのようですね。
私はアニメ化を期に「虹色デイズ」を読み始めた派なのです。
男子四人の友情物語より、ヒロインの「杏南」が可愛かったので「夏樹」との関係がどうなるか気になってたわけですよ。
交際するのは、まあメイン二人なわけですから、わかっていたのですが、意外とアッサリというか、特に波乱なく決着したわけです。
なるほど、これは交際中にひと悶着あるな!
そう思ってた時期もありました。
しかし、まーったく無い。
釣った魚には餌をやらないとは言いますが、交際確定したカプにはエピソードもないんか!というぐらい交際中の描写がありません。
そして完結……。あっれー?
ホント、虹色のまま終わりましたよ……。
完全に消化不良!
と思っていたら「虹色日和」となって追加エピソードが不定期連載されるとか。
私は単行本派なので発刊されるまで待ちなわけですが、「杏南と夏樹」のエピソードが増えるといいなと期待しています。
アンチコメのような感想を書きましたが、この作品嫌いではありません。
人によって好き嫌いありますからね。
じゃあこの作品を好きになりそうな層はどのあたりか。
これが難しい!
基本的なストーリーは男子四人のホモホモエピソードです。
じゃ腐女子向け? 違います、男子全員が彼女持ちになりますし。
恋愛シーンにしても、それほど浮き沈みが激しくないので、ドキドキしながら見るような話でもない……。
そうなのです、この作品は熱くない。
強烈に惹かれるポイントが無い。
悪い意味じゃないですよ。
今風なのです。
アッサリとしていて後味も悪くないノド越し爽やか。
ビールのCMみたいなキャッチですがホントそんな感じの作品なのですよ。
どろっどろの愛憎劇の作品を読んだ後は「虹色デイズ」を読んで心を洗い流す、そんな作品なのです。
あらすじ(超ネタバレ)
夏樹、恵一、智也、剛は仲良し4人組、ホモホモしながら学園生活を過ごしています。
失恋直後の夏樹の前に不思議ちゃんの杏奈が登場、夏樹は恋に落ちます。
そんな杏奈にはレズレズの友人「まり」が護衛のように貼り付いています。
レズレズまりのことを好きになる智也、だが二人は犬猿の仲、なかなか進展しません。
剛の恋人である幸子が緩和剤になって夏樹×杏南、智也×まりはなんとかカプ成立。
のこるは恵一、彼女に困らないイケイケどSな彼は、女性を虐めるのが大好き。
そんな恵一に恋をする智也の妹である希美。
シスコン智也は希美が闇堕ちしないよう恵一に近づけさせないようがんばりますが、恋に落ちた女の子を止める手立てなし。
希美は恵一の性奴隷となるのでした。
恋愛部分だけを簡略化し誇張しつつ書きました。
まあ大筋はこんなところです。
皆さんご存知のとおり、この手の漫画はキャラが出た時点で
「あー、こいつらひっつくな」と思うと、ほぼ正解です。
そうならない展開を売りにする漫画もありますが「虹色デイズ」は前者です。
付くか付かないかを楽しむより、付くまでの経緯を楽しむ作品なのです。
まったりと過ごす彼らの虹色高校生活を覗いてみてはいかがでしょうか。
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