この漫画はですね、イライラではなくムズムズなのです。
どこがと言うとお尻の穴が……。
あ、ホモネタじゃないですよ。
確かに作者の「志村貴子」さんは同性愛とか女装などをテーマに漫画を書かれている作家さんですけどね。
今回紹介する漫画「こいいじ」は、恋心をはっきりと態度に示しているのに関係が発展しない登場人物たちを見まもる作品です。
もう、何て言うか、ムズムズするんですよ、ホント……。
登場人物＋あらすじ＋ネタバレ
年齢などは初登場時のもの。最新巻では＋１歳。大原忠実（まめ）
銭湯「すずめ湯」の娘で、３０歳の独身。幼なじみの「聡ちゃん」に２回（１３歳と１６歳）告白しフラれる。
それでも諦めきれずにずっと片想いをしていたら３０歳になってしまった。
まだ処女である（たぶん……）
現代だとすぐにストーカーとか言われる人種だが、方恋中の相手は近所だし幼なじみだし、まあ通報されないだけマシかもしれない。
「聡ちゃん」に結婚報告されても、子供ができたと報告されても、新しい恋に進もうとせず、ずっと片想い。
正直言って怖い……。
タイトルの「こいいじ」は、たぶん「恋に意地」かもしれないが、恋に夢見ているのではなく、本当に「聡ちゃん」が好きなんだと読んでいると伝わってくる。
まぁ、それでも「しつこい！」とは思うけどね。
「聡ちゃん」と呼ぶのはまめだけ。
大原由芽（ゆめ）
「まめ」の姉で８歳？ぐらい離れている。「ソウタ（聡ちゃん）」の初恋相手。
さらにソウタが高校の時、付き合っていた。
中学高校ぐらいまでは入退院を繰り返すほど虚弱だったが、大学在学中にアマゾンへ研究に行くほど回復する。
高校の時、主治医の「戸塚」に愛人にして欲しいと迫るがアッサリ断られる。
その後、ソウタのチェリーを奪ったと戸塚に話すと、まんまと嫉妬心にかられた戸塚と肉体関係になる。
策士！
ソウタを利用したのか、それとも満たされない心と体をソウタで埋めたのかは、まだわからない。
結婚はしてないが男に不自由はしていない。ソウタや戸塚以外の男性とも関係あるっぽい。
いわゆる破天荒な娘ってやつで、凄まじい行動力を秘めている。まぁ、小さい頃から病弱だと人生悔い無く生きたいと思うのかも知れない。
ソウタの妻の春子（春ちゃん）はゆめの後輩で、ソウタに紹介したのもゆめ。
赤井聡太（聡ちゃん、ソウタ）
まめとは５歳違い。春子（春ちゃん）と結婚し娘の優をもうける。
彼を置いてアマゾンへ行った「ゆめ」を４年間待ち続けたが、帰ってこないので「春ちゃん」と結婚。
「まめ」と違ってコチラは次の恋に進んだ。けど、まだ「ゆめ」を好きっぽい。先はどうなるか不明。
少なくとも「まめ」のことは嫌いではない。
赤井優
ソウタの娘で小学校６年。まめがソウタのことを好きと知っているしママになってともお願いしていた。
しかし、ソウタが母親（春ちゃん）以外の女性と親しくするのは見たくないと思うようになり、自分は心が狭いのだろうかと悩んでいる。
岸駿（シュン、シュンタ）
旧姓は赤井で結婚し岸となる。聡太の弟でまめとは同い年。
まめが好きだったが、まめがソウタを好きなのを知っていたので告白はしなかった。
初登場時、ああ最終的にコイツとひっつくな、と予想していたが、アッサリと結婚。
しかし、妻にそのことがしられ微妙な関係になっている。
まさか、離婚からのまめルートかと密かに期待している。
遠山恭一（きょーいち）
まめとシュンの同級生。２６歳で結婚、既婚者。大学生の頃一時期、まめと付き合っていた。
まめが最後の一線を越えさせないのを理由に浮気し「まめ」と別れる。
その話を聞いたソウタは少なからずショックを受け、自分の存在がまめに悪影響を及ぼしていると考えるようになる。
噛ませ犬である！
河田
不動産屋の店長。まめが一人暮らしをするときに賃貸物件を紹介した。
バツイチ８歳の子持ち。親権なし。
「まめのほうから」アタックし付き合うことになるが、聡ちゃんが忘れられないと告白し「まめのほうから」フッた。
ひでぇ……。
その寂しさから元嫁とモトサヤに戻りそう……。
こっちも、なんだかなぁ。
戸塚
「ゆめ」の主治医。妻子持ち。
JKと不倫とかマジ最悪。
まとめ
紹介だけで長くなったのでさらっとマトメ。恋愛漫画などではハッキリしない態度が原因でスレ違いや揉め事などが発生しドラマが生まれますよね。
この「こいいじ」では揺れ動くスペースが狭い！
「まめ」は大好きアピールするが基本スルーだし。
「ソウタ」は二年経っても春子を思い出して泣くほど未練あるし。
主要キャラは全員結婚してるし。
もうね、見ていてムズムズするんですよ！
まず攻略しないといけないのが「優」。
「ママいらない」と言われれば父親は結婚しないでしょう。
ソウタもそれが理由で「まめ」とは距離をおきました。
そんな優も６巻では中学一年生です。
そろそろ自分の恋が芽生えるお年頃。
そのあたりのタイミングで、ふたたびソウタとまめの恋が始まるのではないかと予想しています。
それと、まめ、ゆめの祖父母がガンらしい……。
嫌なフラグを立てますねぇ。
先が気になる７巻は秋発売らしいです。
まだ追いつけるのでぜひ読んでみて下さい。
猫目
「志村貴子」さんの描く猫目の女性が大好きなのです。それはもう狂おしいほどに！！
特に「放浪息子」の「末広安那」ちゃん！！
「こいいじ」では猫目の女性がいません。
クソっ！！
数カットだけ出てきた「まめ」の友人も何だか不倫している娘だし……。
貴子先生、安那ちゃん似のキャラが出ないかと心よりお待ちしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿