オススメする漫画「恋だの愛だの」は、すでに完結していますがどうしても紹介したい作品です!
なぜオススメするかと言うと普通の少女漫画とはチョット違う点があるからです。
それは普通の男子なら苦手とするポイント。
恋愛!
いやいや、男子だって恋愛漫画読むよって言う意見はわかります。
私もラブコメ大好きですから。
でも少女漫画の恋愛はホントウに夢見る少女の物語なのです。
古臭い表現かもしれませんが、
「白馬に乗った王子様が好きになってくれたらいいな」が根本にある気がします。
まぁ、男子漫画でも逆パターンが最近多いですけどね……。
ではオススメする「恋だの愛だの」はどうだって話になりますよね。
ヒロインは恋愛に無関心です!
恋愛に無関心なのにタイトルに恋だの、愛だのって変ですよね。
だからいい!
否定から入るスタンス。
まさに第1話は否定から始まります。
そんなラブコメ漫画「恋だの愛だの」。
ぜひ一度は目を通してみてください、オススメです。
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未読の人のための登場人物紹介
ネタバレ含んでいますから注意ですよ!
苗床 かのこ
ザックリと切ったミドルヘアに黒縁眼鏡の女子高生。化粧やオシャレなんて眼中にないと言いたげなその髪は黒一色。
人間観察が趣味という彼女の口癖は
「ばっかじゃなかろうか!」
世間を斜め上からの目線で観察し一人悦に浸る姿は、私的に近寄りたくない女子No1です。
そんな彼女も高校入学を期に華々しく
「高校デビュー」を目論見ます。
目立つことなく、波風立てず、静かに学園生活を過ごそうとしますが、ある男子のせいでひと際目立つ存在へと成長するのでした。
椿 初流(はる)
『かのこ』を注目されるポジションへと押し上げる迷惑な男子が『椿』でした。こんな書き方をすると意地悪でしょ?と思うかもしれませんが違います。
彼は
・超絶美形
・成績優秀
・運動神経抜群
そんな彼が近くにいれば嫌でも目立ってしまうのです。
あれ?冒頭でアタナ、白馬に乗った王子様をバカにしたよね?ってなりますよね。
そうまさに王子様キャラが『椿』なのです。
しかし!
普通の少女漫画と違うのは、
恋愛に発展しない、という事なのです!
『椿』は『かのこ』が大好きです。
ことある毎にアピールしますが『かなこ』からすれば
「こいつ、スキンシップ好きだな」程度なのです。
『かのこ』は『椿』を親友としか見ていないのです。
これが痛快!
イケメン男子が全く相手にされない姿は爽快ですよ!
おそらく女性読者は
「あー、椿君かわいそう」なんでしょうね。
男子読者からすれば、
「ケッ、イケメンなんて滅べばいいんだ!」ですから感想も違ってきます。
超ネタバレですが先に暴露します。
ほぼ最終話まで二人の関係は友人のままです!!
あれ『ラブコメ』って紹介じゃなかった?という人。
ごめんなさい、ラブ要素は『椿』の一方通行だけです(笑)
まあ他の登場人物は普通の高校生ですから恋愛します。
なのでラブ要素はそちらで楽しめるので安心してください。
じゃあ何を楽しめば?
主人公二人が恋愛関係に発展しないなら、何を楽しみに読めばいいんだって話ですよね。基本路線はラブコメなんですが、私はこの「恋だの愛だの」は『かのこ』の成長物語だと思っています。
人付き合いの苦手な『かのこ』がクラスメイトや先輩と学園生活を過すことで人間として成長するのです。
例えば、部活なんて入らないと決めていた『かのこ』は『椿』の策略で新聞部に入部することになります。
頼りない部活の先輩である『恭子』の手助けをするうちに部活連に名前を覚えられる存在になります。
部活連に顔が広い放送部は新聞部をつぶしにかかります。
しかし持ち前の人間観察能力とフットワークの軽さから『かのこ』は新聞部廃部の危機を救います。
パソコン部の変態ロリコン部長には好きだと言われ追いかけられ。
さらに生徒会へ推薦された『椿』は『かのこ』も巻き添えにして二人で生徒会の役員となったり。
生徒会長には「君のことがもっと知りたいと」告白めいた言葉まで投げかけられます。
静かに過ごすはずだった『かのこ』の学園生活は様々な人たちに影響され賑やかで忘れられない日常へと変化するのでした。
まとめ
全11巻ですから、これだけの文字数では魅力を語りつくせません。だらだらとあらすじを全て書いてもいいのですが、やはり読んで欲しいという気持ちがあります。
ですから詳細は読んで確かめてほしいと思います。
私は『女の子っぽい女の子』が苦手です。
ボーイッシュとは違うのですが……。
そうですね『竹を割った性格』と言われるような人が好きです。
ヒロインである『かのこ』はまさに『竹を割った性格』と言って過言ではありません。
彼女のハッキリとした発言、態度、行動力。
読んでいて痛快で爽快で読者を飽きさせないキャラクターはなかなかいません。
『辻田りり子』先生には、また『かのこ』のようなキャラクターを生み出してほしいですね。
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