待っていました１７巻。
前の巻では「雁屋先生」と顔を合わせて終了したので続きが気になっていたのです。
さあ、お約束なので先に言いましょう
「この物語はフィクションである。」
たとえこの先
「雁屋先生って頭おかしいんじゃないの？、なんで骨に力があるとか言っちゃってるの？」
と書いたとしても、ソレは実在する先生の頭がおかしいと言ってるんじゃないです！
登場人物の話なのです！
１７巻のざっくりとしたあらすじ
原作つきの漫画を連載することになったホノオ。大ベテランの雁屋先生と初顔合わせをします。
しかし！
「そういうことで！」と、なにがそういうことかもわからずに立ち去る雁屋先生。
困惑するホノオだった。
そこは突っ込めホノオ……。
打ち合わせを終え小学館へ立ち寄るホノオと三上編集。
そこで原案を渡されます。
しかし！
「ガンダムではなかった！」
受けた話と違うと困惑するホノオ。
しかし！
「ガンダムといえばスーパー忍者!!」と都合よく自己完結してしまう。
なんかヤバイ薬でもやってるんじゃないですかね彼は……。
さらに！
オマエは絵が下手だからと言われ、なおかつメカデザインは他のプロに任せたと決定事項を告げられる。
新人漫画家って皆さんこうなんですかね？
扱い酷いな小学館！！
しかし！
メカデザインを担当したのが、あの有名な
「出渕裕」さんだったのです。
私は最初にこの名前を見た時、
「でぶち」さんだと思っていました。
「いづぶち」なんですよ、皆さん。
読めるかっ！
断りもなくデザインを他のやつに頼みやがってと怒っていたホノオも「出渕裕」さんが担当というので大喜び。
まあ仕方ない。
アニメオタクなら仕方ない。
そして連載の初回がカラー原稿ということで、プロの漫画家に書き方をレクチャーしてもらうことになります。
彼が選んだ漫画家が
「新谷かおる」先生！
ホノオを「新谷かおる」さんのところまで連れて行く道中、三上編集が彼に言います。
「ギリギリの人なんだよ！！」
え？
「新人が見習って欲しくないところがあるんだよ！！」
ええっ？
どうやらワケアリの漫画家のようです。
カラー原稿のノウハウを教えてもらうホノオ。
２色原稿は〆切が一週間早くなり、
４色は二週間早くなると教わります。
へぇー知らなかった。
週刊連載だと２話先のカラーを書くんですね。
そして、「新谷かおる」さんはもうひとつアドバイスをくれます。それは、
「原作通り書かなくていい！」
新人漫画家のホノオは混乱します。
ホントにいいのかと！
さらに！
追い打ちをかける「新谷かおる」。
「〆切の当日に原稿が渡されることもあるんだぜ」と！
パニックになるホノオ、どうすればいいか助言を助言を請うと、
「原作が来る前に、勝手に描いちまうんだよ！」と、
ゲスい顔をして言い放ちました。
ホントに酷いゲス顔で書かれています。
怒られちまえ（笑）
ここで「新谷かおる」さんが
「俺とブーやんの仲だからな」と言います。
ブーやんて誰？
ちょっと調べました。
「ファントム無頼」の原作は「史村翔」さん、そして別のペンネームが
「武論尊」さんだったのです。
それで「ブーやん」なのね。
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大学に戻ったホノオは下宿に原作が届いているのを発見し、同じバトミントンサークルの津田さんと一緒に見ます。
冒頭を読んだだけでページ数の概算を出すホノオ。
これって凄いよね？
与えられたページ数は３２、しかし概算は９０ページだった。
「何を無茶振りしてんだ雁屋哲っ！？」
もうベテランを呼び捨てです。
そして原作には「解説」と書かれたページが。
ホノオの中で漫画原稿に置き換わります。
その数７ページ！！
「おそらく大半の読者には読み飛ばされる感じがする！」
と吠えるホノオ。
はい、そのとおり。
読み飛ばしました。
だってメンドイじゃん（笑）
と、ここで１７巻終了です。
まとめ
いやぁ、本当にザックリとしたあらすじだけしか紹介できなくてスミマセン。ご存知の通り「島本和彦」さんの漫画は文字数が多い。
ここに書いたのは本編のホンの一部です。
内容が他の漫画と比べても濃いです。
登場人物も濃い。
吹き出しの文字も濃い。
その濃さが良いんですがね！
古いと言われるかも知れませんが、絶対に熱い漫画は必要不可欠です。
先生には熱い漫画を書き続けて欲しいですね。
登場した漫画家さんに訴えられるまでは！！
（いいぞもっとやれ……）
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